2011年5月27日金曜日

ふらのワインぶどう祭り 入場者数1万人を目指す

 「ふらのワインぶどう祭り2011inまちなか」の実行委員会(実行委員長・能登芳昭市長)が4月27日、保健センターで開かれた。同祭りは今年で25回目で9月に開催。まちなか(駅横)に場所を移して5年目の節目に当たるため、1万人の入場者数を目指し、ふらの農協本所前の市道を通行止めにするなどイベント会場を拡大、多くの市民や観光客に満足してもらえるような秋のイベントにすることを確認した。
 はじめに昨年の事業報告と決算報告を承認した。この中で入場者数は前年より1500人多い約9500人。また、出店者数は前年より8店舗少ない17店舗だったが、総売上額は約440万円で前年の430万円を上回ったという報告が行われた。
 今年の同祭りの基本方針として、①ワインをはじめ富良野農産物に感謝し、ふらのワインを愛飲している市民や観光客に感謝②ワインにこだわった特色あるイベント③アトラクションの飲食物に地元の農作物を使い、広くPRする④商店街と連携し、中心市街地の活性化を図る⑤環境にやさしいイベントとして何度でも使用できるリターナブル食器の活用を行い、ゴミの減量化に努める⑥1万人の誘客を目指し、来場者がゆっくり祭りを楽しめる会場づくりを行う―を確認した。
 主なアトラクションとしては①ぶどう踏み実演会②ワインにちなんだアトラクションの企画③ワインぶどう祭り25周年記念イベント④北の国から30周年記念連携イベント―などを行う。このほか、イベント会場には「ふらのSAKEコーナー」や「コルクの広場」、「縁日コーナー」、「へそファファ人形」を設営する。
 出店数は20店舗を見込み、総売り上げ480万円を目指す。また、連携イベントとして、フリーマーケットとふらのはしご酒大会の開催、会場と商店街をつなげる連携イベントを企画する。なお、総予算額は286万円。



緑峰高校で花壇・野菜苗販売会

 今年も生徒たちが丹精込めて温室で育てた苗と花でおいしい野菜を収穫したり、花壇づくりを存分に楽しんで下さい――富良野緑峰高校は21日午前、恒例の「花壇・野菜苗販売会」を同校園芸科学科温室で開催した=写真。
 同販売会は、市民に家庭菜園やガーデニングを楽しんでもらうのを目的に毎年開かれており、毎年大勢の市民が詰めかけ人気を集めている。花壇苗はマリーゴールド、サルビア、ペチュニア、ベコニアなど29色約6000本と、トマト、ミニトマト、ナスビ、キュウリ、ピーマンなど約4000本の野菜苗の販売が行われた。
 同日は小雨の降る天気となったが、大勢の市民が午前9時の販売開始前から次々に詰めかけた。花の苗は1本60円、野菜は80円とあって販売開始前から、段ボール箱など入れ物を手にした大勢の市民が列を作って並んだ。
 野菜苗は販売開始から1時間足らずで用意した苗の大半が売れる人気だった。また、花の苗も大半の市民が10本、20本、30本と持参した段ボール箱に入れて買っていた。50歳代の男性は「狭い面積ですが、野菜づくりを楽しみたい」、また主婦たちは「今年も美しい花壇を作りたい」と話していた。

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