2011年8月24日水曜日

中富良野町長選 16年ぶりに新人同士の戦いへ

 任期満了に伴う中富良野町長選挙がきょう23日告示され、28日に投開票が行われる。同選挙には元町職員の横山明史氏(62)と前副町長の木佐剛三氏(58)が出馬表明を行っている。そのほかに候補擁立の動きがないことから、16年ぶりに新人同士による町を二分する激しい選挙戦に突入する公算が濃厚となった。
 現職の四方昌夫町長(70)が5選出馬を見送り、勇退を表明したのに伴い、横山氏が6月末に木佐氏が7月中旬にそれぞれ正式に出馬表明を行った。両陣営は23日の告示に向けて体制づくりを精力的に町内一円で展開してきた。
 横山氏は昭和47年に中富良野町役場に奉職。総務課長、町民生活課長、建設課長、町立病院事務長、農業委員会事務局長を経て昨年3月に定年退職。同氏は町長選に向け、①地場産業の活性化②住民視点に立った行財政改革③やさしい健康福祉と教育のまちづくり―を柱とした政策を掲げ、新しいまちづくりを町民に訴えている。
 一方、木佐氏は昭和48年に中富良野町役場に奉職。総務課長、副町長を経て、町長選に出馬するため7月に退職した。木佐氏は①堅実な財政運営と対話のまちづくり②助け合い、支え合う、安心な福祉のまちづくり③将来を見据えた農業をめざして④明日に向かう商工観光⑤安全、安心な生活環境づくり⑥明日をになうひとづくり―を重点とした政策を掲げ、幅広い体制づくりを行っている。
 同町の町長選は平成15年から2期連続無投票になっており、両氏の出馬表明により12年ぶりに選挙戦へ突入する。共に管理職や特別職を務めており、町を2分する激しい選挙戦になりそうだ。
 なお、投票所は6ヵ所。投票時間は2時間繰り上げられ、午前7時から午後6時まで。開票作業は28日午後7時から町公民館大会議室で行われる。



コーンスナック「富良野オムカレー味」1176袋を無償配布

 富良野オムカレー推進協議会(谷口正也会長、加盟14店舗)は18日午後、全国のローソン(約9000店舗)で販売されているコーンスナック「富良野オムカレー味」を富良野高校、緑峰高校、富良野看護専門学校、富良野国の子寮の3学校と1施設に計1176袋(14万7420円相当)を無償配布した。
 同協議会は、平成18年3月に誕生した富良野市の新・ご当地グルメ「富良野オムカレー」が7月で5年4ヵ月となり、14店舗で30万食を突破し、ローソンが「おやつごろ」シリーズの中でコーンスナック菓子として初めて商品化、今月2日から20万袋限定で全国販売を展開していることから、「富良野市内の子供たちにも食べてもらいたい」と地域還元の一環として同日無償配布した。
 谷口会長と事務局長の松野健吾さんが富良野高校を皮切りに訪れ、富良野オムカレーのPRと生徒らへのメッセージを添えて校長や生徒会長などに手渡した。富良野高校では大建悠樹生徒会長(3年)と中田伸次校長が受け取り、大建会長は「できることは限られますが、富良野オムカレーのPRに協力したい」、中田校長も「普通科高校なので活動が限られるが、家庭科の授業や学校祭の取り組みの中で富良野オムカレーをPRすることに努めていきたい」と語った=写真。
 なお、配布数は富良野高校が540袋、富良野緑峰高校が456袋、富良野看護専門学校が108袋、富良野国の子寮が72袋。また同協議会では企画イベントや協賛事業などで228袋をストックしている。

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