2011年11月21日月曜日

8代目ですヨロシク 新ふらのカレンジャー娘5人を任命

 地元の豊かな食材を発信している市民団体「食のトライアングル(農・商・消)研究会」(飯沼巌会長)は16日、8代目「ふらのカレンジャー娘」の任命式を富良野緑峰高校で行った。任命されたのは園芸科学科の岡田彩美さんら女子生徒5人。
 同研究会では、地元の食材に付加価値を付けたカレーを通して、市内をはじめ道内外に富良野の魅力を発信・PRするのを目的に、1年任期で同校の2年女子生徒をカレンジャー娘として任命している。
 はじめに飯沼会長が一人ひとりに任命書とキャップ、エプロン、たすき、スプーンの記念品を手渡した後、「先輩たちが築き上げた日本一の名誉を汚すことなく、カレンジャー娘ここにあり、と精進し、これからの活躍を期待します」と激励した。続いて小島和明校長が「カレンジャー娘は地域の財産。緑峰高校は地域との結びつきを強めており、同研究会と連携して全国に富良野の良さを発信してほしい」と期待を寄せた。
 さらに7代目リーダーの三澤栞さん(3年)が「これまで私たちカレンジャー娘は富良野を元気にしたいという願いのもと、ご当地グルメ『富良野オムカレー』による地産地消活動を行ってきました。これからは一人ひとりが責任を持って誰かのために行動できるよう頑張って下さい。そして歴代カレンジャー娘の伝統と意志を継承し、8代目にしかできない活動を実践してほしい。応援しています」とエールをおくった。
 これに対して8代目リーダーの岡田さんが「私たち5人はこれまで7代の先輩方の意志と目標を継承し、8代目カレンジャー娘として、富良野農業活性化と地産地消に基づいた食育活動を通して、富良野食材の魅力を多くの人に伝えられるよう、頑張りたいと思います」と意気込みを述べた。
 なお、その他のカレンジャー娘は次のとおり。
 及川里恵、小林さや、鶴谷穂乃佳、中川亜海



主張と実践発表会 富良野市ことぶき大学3校の生徒約100人が楽しむ

 富良野市ことぶき大学3校の「主張・実践発表交流会」が16日、文化会館大会議室で開かれた。富良野、山部、東山3校の学生約100人が集い、社会問題や研究テーマなどの主張、さらに合唱や踊り、演奏などの実践発表を楽しく行った。
 はじめに主張と研究発表が行われた。発表したのは富良野校本科2年の田中靖雄さんを皮切りに、山部校の清水美子さんら3人、富良野校本科2年の野村敏男さん、同3年の藤田忠昭さん、同4年の稲葉安次さん、東山校の藤本トメ子さんら2人、富良野校大学院2年の篠田瞳さん。
 「TPP」、「花言葉」、「浄土真宗」、「名前の変遷」、「富良野」、「東大演習林と東山樹海」、「写真と散策の富良野観光マップ」をそれぞれテーマに、日頃考えていることや研究成果などを10分間の制限時間内で発表した。
 また午後からは、参加者全員で「旅愁」を合唱した後、山部校を皮切りに富良野校本科4年、同大学院1年、同大学院2年、富良野校本科3年、富良野校研究生、東山校、富良野校大学院2年、富良野校本科1年の順で合唱や踊り、朗読などを次々に行い、練習成果を楽しく披露し合った。
 特に最後に発表した富良野校本科1年のスコップ三味線による「浪花節だよ人生は」は大うけ、会場から大きな拍手が続いた。

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