2012年8月7日火曜日

学校読み聞かせクラブ 今度は北日本図書館連盟の表彰

 平成24年度の図書館事業功労者として、富良野市の学校読み聞かせクラブ(望月睦代表、会員数17人)が、北日本図書館連盟(理事長・岸豊北海道立図書館長)から表彰され、7月26日、宇佐見正光教育長から伝達された。
 同クラブは、平成14年10月、「ちびノンタン」として発足。望月代表らが同世代の母親数名に呼びかけて親子読書の推進活動を開始した。その後、自主研修事業の企画運営を行ったり、こどもの図書館まつり実行委員会を組織化。さらに読み聞かせのための絵本リスト(冊子)の発行など、読書の普及活動と活動者の育成を積極的に行ってきた。同22年2月に現在のクラブ名に変更した。
 同クラブは発足以来、保護者などに読み聞かせに適した絵本等の情報を提供するとともに、富良野小、扇山小、東小、布部小、山部小の小学校で学校支援ボランティアの読み聞かせ活動を行っている。クラブ会員以外に約80人のボランティア活動家を育成している。
 こうした活動に伴い市立富良野図書館の平成22年度貸し出し全体における児童書比率が40%を超え、児童1人あたりの18・1冊は全道平均の約1・5倍に達成している。
 宇佐見教育長が表彰状を望月代表に伝達し、「読み聞かせ支援活動が子供たちの学力向上につながっている」などと改めて感謝の言葉を述べた。伝達式には5人の女性会員も同席した。望月代表は「会員一人ひとりの努力の結果表彰されたものと思います。活動範囲が一つの学校に限定したものではなく広範囲にわたり、富良野圏域との連携も強い。子供たちが本に関心が持てるよう、活動の輪を広げていきたい」などと受賞の喜びを語った。



富良野光明寺道院拳友会 少林寺拳法北海道大会で好成績

 第32回少林寺拳法北海道大会兼全国大会北海道地区選考会が7月29日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催され、富良野光明寺道院拳友会に所属する青木賢祥(富良野西中1年)・佐藤佑亮(富良野東中1年)組が自由組演武中学生男子有段の部で、土田龍(富良野小6年)・塚田康生(同)組が同小学生有段の部でそれぞれ最優秀賞(全道1位)に輝き、12月2日に神奈川県横浜市で開催される2012年少林寺拳法全国大会に駒を進めた。
 同拳友会からは自由組演武をはじめ、規定組演武、規定単独演武の5部門で最優秀賞を受賞。さらに自由組演武親子の部で優秀賞(全道2位)、規定単独演武の一般初・二段の部で努力賞(同5位)に入賞する好成績を挙げた。
 見事、全国出場を果たした青木・佐藤組の自由組演武には16組が出場した。青木・佐藤組は小学2年からペアを組んでいる。腕前は共に初段。2人の気持ちが一段と合うようになり演武に磨きがかかり、二段の上級生を破るなど素晴らしい結果を残し、1年生での全国出場を果たした。また土田・塚田組も2年生の時から一緒に演武を行っており、大の仲良し。「全国大会では上位の成績を挙げたい」と意気込みを話した。

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