2013年2月28日木曜日

アルペンスキー 市長杯・全国高校選抜大会
今年も万全の支援

 今年もしっかり支援します―3月13日から17日にかけて富良野スキー場富良野ゾーン・スピースコースで開催される「第14回富良野市長杯スーパージャイアントスラローム競技大会」(13、14日)と、「第25回全国高等学校選抜スキー大会」(14~17日)を支援する協定書の調印式が26日午後3時半から、陸上自衛隊上富良野駐屯地で行われた。
 富良野市では、両大会の開催に伴い毎年、同駐屯地に協力要請を行っている。同駐屯地は昨年と同様に30人の支援隊を編成し、14日から大会終了の17日まで4日間にわたり延べ120人の隊員を動員して、コース整備や旗門の保持など裏方として全面的に支援する。
 調印式には、富良野市側から、能登芳昭市長、宇佐見正光教育長、駐屯地側から大場剛司令、第104特科大隊の藤本倫徳大隊長が出席。能登市長と大場司令がそれぞれの協定書に捺印し交換した後、大会成功に向けて握手を交わした=写真。
 能登市長は「高校選抜スキー大会は富良野で9回目、来年で10回になります。毎年自衛隊の協力を頂き万全の競技が行われており、自衛隊の協力なくして大会を開催することはできない。毎年、強力な支援を受けています」と改めて全面的な支援に感謝を述べた。
 これに対して大場司令は「今年も精一杯支援し、大会の成功を願っています。隊員一丸となってコース整備など万全に行い、昨年以上に大会を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。



「安全・安心にはコストがかかる」

 上川総合振興局保健環境部富良野地域保健室が主催する「平成24年度富良野圏域地域・職域連携推進連絡会」が今月12日、富良野市地域福祉センターいちいで開催され、富良野沿線の関係者が一堂に会し、報告、事例紹介、講話などを通して情報交換を行った。
 参加したのは、富良野市、上富良野町、中富良野町、南富良野町、占冠村の保健福祉の担当者をはじめ、旭川労働基準監督署、富良野商工会議所、山部商工会、上富良野町商工会、ふらの農業協同組合、富良野市社会福祉協議会などの27団体から約40人。
 はじめに旭川労働基準監督署次長の八島寿春さん、全国健康保険協会北海道支部保健グループ専門職の内澤裕子さんがそれぞれ平成24年度の取り組み実績を報告した。続いて富良野通運株式会社代表取締役の藤田均さんが「社員の健康は、会社の宝」のテーマで事例紹介を行った。この中で藤田さんは「安全・安心にはコストがかかる。しかし会社の成長につながる。社員は会社の財産です」などと訴えた。
 この後、上富良野町保健福祉総合センター主任保健師の杉原直美さんが「特定健診・保健指導の重要性~症例をとおして~」と題して講話を行った。杉原さんは、上富良野町の後期高齢者医療費の変化、一人当たりの医療費、生活習慣病医療費の推移、健診受診率と保健指導実施率などについて資料を基に説明した。同町の特定健診受診率は全道で1位の73・2%、特定保健指導率は81・7%で第6位の実績を挙げている。
 杉原さんは「職員に対しては業務命令で受診するよう呼びかけるなど、特定健診や特定保健指導を積極的に住民に啓蒙したことで受診率や保健指導率が高まったものとみられるなどと報告した。
 最後に「職場の健康に係る課題について~職域に求めるもの・行政に求めるもの」をテーマに意見交換を行い、参加者たちは今後の取り組みの参考としていた。

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