2013年3月5日火曜日

ふらの青年部で創立10周年記念式典

 JAふらの青年部(遠藤康仁部長、盟友250人)の「創立10周年記念式典」が2月21日夜、ニュー富良野ホテルで開かれた。盟友など多数の関係者が出席し、10年間の足跡を振り返り、更なる発展、飛躍を誓い合った。
 同青年部は平成13年2月1日に富良野沿線の6農協が大同団結し、「ふらの農業協同組合」が誕生したのに伴い、それぞれの農協で活動していた青年部が同年3月、合併に向けてJAふらの青年部連絡協議会を立ち上げ、同16年2月19日、「JAふらの青年部」として発足した。
 以来、①農業を通じて環境・文化・教育の活動を行い、地域社会に貢献する②国民との相互理解を図り、食と農の価値を高める責任ある政策提言を行う③自らがJAの事業運営に積極的に参画し、JA運動の先頭に立つ―など5項目の組織綱領を掲げて、積極的な青年活動を展開してきた。
 記念式典には歴代の役員や会員、来賓など計130人が出席した。はじめに綱領を朗唱。続いて主催者を代表して10代目青年部長に就任した実行委員長の遠藤氏が、10年間の足跡を振り返った後、「先行き不透明な現在の農業情勢の中にあって、私たち青年部がやるべきことは、現状を認識し、自分たちにできることを的確に判断して、盟友が一丸となり行動を起こしていくことだと思います。先輩方が積み重ねてきた歴史と意思を受け継ぎ、盟友相互に切磋琢磨し、農業の担い手として自信と誇りをもち、地域農業を発展させていく青年部活動を実践していく」などと式辞を述べた。
 この後、JAふらの代表理事組合長の村山友希氏、富良野市長の能登芳昭氏、JA上川地区青年部協議会副会長の立崎光希氏、上川農業改良普及センター富良野支所長の笠井博文氏がそれぞれの立場で祝辞を述べ、同青年部の更なる飛躍に期待を寄せた。
 続いて遠藤実行委員長が歴代連絡協議会会長、歴代部長、歴代事務局に対して感謝状と記念品をそれぞれ贈呈。最後に受賞者を代表して初代連絡協議会会長の大谷圏二氏が、「この10周年を節目として、青年部員の結束を固め、農業の発展に寄与して下さい」などと謝辞を述べた。



富良野出身の新隊員を激励

 富良野地方自衛隊協力会富良野支部(能登芳昭支部長)主催の「富良野出身隊員激励会」が15日夜、ハイランドふらので開かれ、出席した新隊員の今後の活躍にエールを送った。
 激励会は自衛隊員として採用された新人隊員を対象に毎年開かれている。今年度は佐々木啓太さん、和田祐亮さん、小池聖哉さん、三瓶寛さん、小野淳さん、伊藤聡汰さん、今井響さんの7人が上富良野駐屯地や旭川駐屯地、武山駐屯地に配属された。
 このうち激励会には上富良野駐屯地に配属された佐々木さん、小池さん、旭川駐屯地に配属された和田さんの3人が出席した。三瓶さんら4人は業務の都合で欠席した。
 拍手で迎えられた佐々木さんと小池さんは「先輩を見習い、一日も早く立派な自衛隊員を目指します」、和田さんは「父のように立派な隊員になりたい」とそれぞれ新隊員としての決意を述べた。
 これに対して主催者を代表して支部長の能登芳昭市長が「自ら選んだ道なので、自衛隊員としての責任と使命を立派に果たして下さい」と3人を激励。続いて北猛俊市議会議長が「困難にめげず大志を全うし、国防の任を果たし、さらに災害から国民を守る活躍をして下さい」、陸上自衛隊上富良野駐屯地司令の大場剛さんが「富良野市民から応援されていることを忘れないよう地域の発展に尽力し、立派な自衛官に成長することを願っています」などとそれぞれ祝辞を述べ、3人の飛躍にエールを送った。
 この後、道議会議員の本間勲さんの音頭で祝杯を挙げた。激励会には関係機関の代表者や保護者など約50人が出席し3人の前途に大きな期待を寄せた。

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