2013年4月9日火曜日

富良野市社会福祉協議会 平成25年度の事業計画決める

 社会福祉法人富良野市社会福祉協議会は平成24年度第2回評議員会を3月22日、富良野市地域福祉センターいちいで開き、平成25年度の事業計画(案)と一般会計・特別会計収支予算(案)をいずれも原案どおり承認した。同協議会は、第4期地域福祉実践計画を推進しているが、平成25年度は、北海道から富良野市へ権限移譲された成年後見事業等の実施と介護保険事業のデイサービス時間帯を充実させるなどを重点に各種事業と取り組んでいくことを確認した。
 はじめに小玉將臣会長が「平成25年度も基本目標の「ともに支えあう、安心・安全・福祉のまちづくり」を推進してまいります。また、成年後見制度に向け、職員1人の増員を図り、事務局体制の整備を進める。介護保険事業ではデイサービスの時間帯を7~9時間に変更して、事業の充実と健全運営に努めて参ります」などとあいさつし、出席した評議員に理解と協力を求めた。
 この後、議事に入り、定款の一部改正、平成25年度富良野市社会福祉協議会事業計画案、同一般会計・特別会計収支予算案など4件の審議を行い、いずれも原案どおり承認した。定款の一部改正は、北海道社会福祉協議会の日常生活自立支援事業の受託と平成25年度から実施される法人後見事業を追加。
 事業計画の主なものは①財政基盤の確保②地域福祉活動の推進③福祉のまちづくり事業の推進④在宅福祉活動の推進⑤要援護者福祉活動の推進⑥ノーマライゼーションの普及・定着⑦ボランティア活動の推進⑧受託事業の推進⑨介護保険事業の推進⑩障害者自立支援事業の推進⑪各種福祉団体の活動助長―などが重点。
 この中で、福祉のまちづくり事業では、福祉のまち推進センターの設置をはじめ、除雪支援ボランティアや図書宅配ボランティア、ボランティアスクールなど13の事業メニューを実施する。また要援護者福祉活動の推進では、成年後見制度(法人後見)を実施し、認知症や知的・精神障がいなど、判断能力が不十分な住民を対象に行う。
 このほか、在宅福祉活動推進では、一人暮らし高齢者ふれあいの集い(年4回)、高齢者お節料理贈呈、クリスマスケーキ贈呈、サロン研修会、敬老長寿箸贈呈などの事業を行う。



2か所の防雪棚倒壊 7日朝、強風にあおられ

 発達した低気圧の影響で7日、道内は暴風雨に見舞われ、家屋の破損や負傷者が相次いだほか、国道で土砂崩れが発生するなど大きな被害となったが、同日午前、富良野市の道道東山富良野停車場線沿いの平沢と八幡丘に設置されている防雪棚が相次いで倒壊した。
 旭川土木現業所の発表によると、倒壊した防雪棚は4メートルごとにコンクリートの支柱で支えられている。平沢地区の防雪棚は高さ3メートル30センチで136メートルにわたり変形し、このうち60メートルが倒壊した。同防雪棚は平沢集落センター近くにあり、平成17年に設置された。八幡丘の防雪棚は平成5年に設置され、568メートルにわたり変形し、このうち80メートルが倒壊した。
 同現業所に通報があったのが同日午前9時頃。アメダスによると麓郷観測地点で同時刻の風速が27メートルを超えていた。同現業所では倒壊した原因を調査した上で、復旧工事を進めることにしているが、強風で両地域の防雪棚が倒壊したのは今回が初めてという。

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